こんにちは。
今回は2歳児接続保育について解説していきます。
あまり聞きなれない制度なので、
知らずに申請することなく損している方が
いらっしゃるかもしれません。
最後までチェックしてみて下さいね!
京都市の待機児童対策としてスタート
どんな制度?
京都市が始めた事業のひとつで、
親が仕事や介護などにより保育が必要な場合に
適用されるものです。
私立幼稚園では2歳から受け入れを行っており、
満3歳になるまでの間、幼稚園の保育料が
減額されます。
なお全ての幼稚園で実施しているものでは
ありません。
どこの幼稚園が利用できる?
京都市にある私立幼稚園全95園のうち
実施している幼稚園はこちら↓(2021.6.25現在)
- 紫明幼稚園 (北区)
- 京和幼稚園 (上京区)
- 鴨東幼稚園 (左京区)
- コドモのイエ幼稚園 (左京区)
- 聖光幼稚園 (左京区)
- 菊の花幼稚園 (左京区)
- 泉山幼稚園 (東山区)
- 太秦幼稚園 (右京区)
- 御室幼稚園 (右京区)
- 嵯峨幼稚園 (右京区)
- うぐいす幼稚園 (西京区)
- うぐいす第二幼稚園 (西京区)
- 京都三ノ宮幼稚園 (西京区)
- 洛西せいか幼稚園 (西京区)
- かもがわ幼稚園 (伏見区)
- 石田幼稚園 (伏見区)
- 小野幼稚園 (伏見区)
合計17園ありました。
軽減される金額などは幼稚園によって違うので
ご注意ください。
どんな人が使えるの?
保護者のどちらもが以下の「保育が必要な理由」に当てはまる必要があります
- 就労(内定も含む)
- 妊娠・出産
- 疾病・障害
- 介護・看護
- 災害復旧
- 求職活動
- 就学
就労
まず一つ目の保育が必要な理由として「就労」が
あります。
月に48時間以上働いていることが条件です。
48時間というと…週に3回4時間の勤務や
週に2日6時間のパート勤務でも大丈夫だと
いうこと。
証明として就労証明書が必要になります。
お金も稼げて保育料も安くなるなんて
ありがたいですね。
妊娠・出産
妊娠されている方や出産後間もない方も
保育が必要な理由になります。
ただし利用できる期間は
妊娠が分かってから出産日の8週間後の月末まで
となっています。
こちらは証明するために母子手帳や出産証明書が
必要になるので、受け取ったらすぐに
申請したいですね。
疾病・障害
保護者が病気にかかっていたり、負傷していたり、
精神や身体に障害があることで保育が必要だと
認められます。
この場合、診断書や障害者手帳の写しの提出が
求められます。
介護・看護
親族を常時介護・看護している方も保育が必要だと
認められます。
この場合、診断書や障害者手帳の写し、
スケジュール申告書の提出が必要です。
災害復旧
災害復旧に当たっている方も認定を受けられます。
この場合、罹災証明書が必要です。
求職活動
求職活動(企業準備を含む)を継続的に
行っていることでも認められます。
ただし利用期間は3か月間になります。
求職活動申告書、活動内容を証明する書類が
必要です。
就学
就学(職業訓練含む)も保育が必要と
認められますが、利用期間は卒業するまでと
なっています。
在学証明書、スケジュール申告書が必要です。
自分が当てはまるかどうか調べてみてくださいね。
手続きについて
必要なもの
- 教育・保育給付認定申請書兼保育利用
申込書 - 個人番号(マイナンバー)申告書
- 保育が必要な理由書
- 各理由に応じた必要添付書類
- 私立幼稚園における2歳児接続保育利用
開始届
上記の書類は区役所でも入手でき、
京都市のホームページでもダウンロードが
可能です。
あとは必要事項を記入して区役所に
提出するだけです。
実際に手続きしてみた
必要書類を持って役所に提出に行きます。
役所の人からは
「お預かりします。今日はこれで終了です。」
と言われ、あれ?これだけでいいの?と思うほど
簡単に手続きが済みました。
誕生日によって利用できる期間が違う
この制度、お子さんの誕生日によって
利用できる期間が変わってきます。
4月生まれの場合
例えば4月生まれのお子さんの場合、
入園してすぐに3歳の誕生日を迎えます。
すると幼児教育・保育無償化の対象になる為
ほぼこの制度は必要なくなります。
早生まれの場合
早生まれのお子さんの場合は1年間
保育料を満額支払う必要がありますので、
この制度を利用すると毎月とてもお得になります。
年度途中でも申請可能
4月に入園して子どもが幼稚園に慣れてきたころに
働き始めてこの制度の認定を受けました。
「幼稚園に入れて少し自分の時間ができたから
働き始めたい」と思われている方は忘れずに
申請しましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
保育料の負担が減って嬉しいこの制度。
我が家も利用してかなり助かりました。
まだ幼稚園入園前でどこに入園するか
悩んでいる方は、こちらの制度のことを
頭の片隅に入れて検討してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!